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東日本新人王準決勝LF級第1試合 [ボクシング]

事実上の決勝戦ともいえる1戦であったが、結果から言うと、37-40/37-39/38-39の0-3での判定負け。
その判定自体も妥当ではないかと思われる。

とはいえ、小俣選手は持てる力の全てを出した今季のベスト試合だったかもしれない。

闘志溢れるファイトで、優勝候補の前田選手を最後の最後まで苦しめた。
現時点では、前田選手の地力が若干上回っているようだが、1年後はわからない。

なんせ、この選手、伸び方が半端じゃない。間違いなくこの1年でいや新人王予選のこの3ヶ月で新田ジムの中で最も伸びた選手であることに間違いない。

ディフェンスに泣いた2戦目。新人王予選中の課題だった最終ラウンド。
今やディフェンスはむしろうまい。この準決勝では最終4R目が最も手数が多かった。
毎試合毎試合別人のように上達している。

今後の課題をあえて言うなら「変化」。強弱、緩急、リズム、テンポのね。。。
かなりレベルの高い要求ではあるが、出来ない人には言いません。

こんなことを書くと失礼だが、小俣選手は決して強そうには見えない。むしろひ弱な印象さえ受ける。
デビュー戦はKOで飾るも2戦目を落とし、新人王戦はノーシード。おそらくLF級の中ではノーマークの選手だったと思われる。私自身も先の新人王3人のようには行かないかなというのが本音だった。

その中で層の厚い新田ジムの軽量級の選手に揉まれ、雄介トレーナーとの2人3脚でひたむきな努力で実力を育んだ。

現在まだ3勝なので最低あと1試合4回戦を戦わなければ成らないが、現時点でも十分6回戦で戦えるレベルを持ってる。 今や軽量級選手の核の一人ですよ。


2009-09-26 11:32  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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