ホープフルファイトⅤ総括④ [ボクシング]
序盤の4回戦、3試合。
三好選手 女子4R ドロー
昨年の12月以来の再戦である。前回は何も出さないままTKOにされてしまったが、実力差があったわけではない。むしろボクサーとしての完成度は三好選手のほうが上のように思える。
本人曰く、そうでもないといっていたが、モニターから見ると体格差が有るように思えた。事実、圧力はかなり受けていたようである。
得意のジャブは良く出ていたが、それだけでは相手選手の前進は止まらなかったようである。
速くて正確なジャブを持っているので、さらに強いジャブがあれば、飛躍的に伸びるであろう。
下がりながら、また重心がやや後にかかるので、右を良くもらってしまったようである(顔を見た限りでは)。
0-1での悔しいドローであるが、今年は無敗です。
桜井選手 4R判定負け
1年ぶりの再起戦。硬くなったこともあるだろうが、後手後手にまわり、1ポイントも取れずの完敗である。
手数とスピード、持ち味を出さないと!
石井選手 2RTKO負け
展開が少し変わっていたら、逆の結果もありえたろう。
一進一退、打ちつ打たれつ、倒すか倒されるか、そんなスリリングなボクサーである。
フィジカルは強いのだから、それを生かす技術が必要となるでしょう。
ホープフルファイトⅤの結果は、9戦5勝3敗1分であるが、4回戦の選手は1勝3敗1分である(6回戦以上は4戦4勝)。
この差は何か、実力云々よりも、勝ちに対する貪欲さの差であるように思えてならない。
ここまでの通算成績は
39戦15勝23敗1分となり、今季の負け越しが決定した。
私がかかわり始めて以来、はじめての、そしてジムとしては2004年以来実に5年ぶりのようです。
原因を探り来年に生かして行かなくてはならない。
さぁ、今年はあと1試合。西選手の再起戦。日本/東洋ランカーの音田選手との対戦。かなりの強敵であるが、最善を尽くす以外何物もない。
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先日元プロの人とお話をしたのですが、「8回戦からは頭を使わないと勝てないけど、4回戦から6回戦まではがむしゃらに行くことを覚えないと」と仰っていました。分かっていてもそれが難しいものなのでしょうね。私から見れば実際にプロのリングに上がれる人たちはそれだけで凄い。でもだからこそがんばって欲しいとも思います。
来年の新田ジムの皆様の飛躍を祈っています。
by ODA (2009-11-25 22:57)
すみません、今年まだあと一試合あったんですね(汗)。
相手の音田選手、かなりごつい戦績(20勝15KO7敗)ですが西選手にはキャリアに押されることなく頑張って頂きたいです。
by ODA (2009-11-25 23:16)
「8回戦からは頭を使わないと勝てないけど、4回戦から6回戦まではがむしゃらに行くことを覚えないと」
まさに、おっしゃるとおりだと思います。
4回戦では「体」が、6回戦では「体と技」が、そして8回戦以上は「体と技と知」が必要になると思います。
私には「体技心」のほうがしっくりします。
by まぁ坊 (2009-11-26 22:36)