SSブログ

亀田圧勝 [ボクシング]

世の中的にはまだまだ亀田家を認められない風潮が漂っているようだが、昨日に試合に限っていえば、亀田興殻の圧勝と思えた。

ポイント差が開きすぎではという意見も多いようだが、亀田興殻の勝ちは動かないかと。

試合を決めたのは、赤井氏も言っていたように「距離」ではなかっただろうか。常にセーフティゾーンにポジションを取り、内藤チャンプが入ってくるところを左ストレートのカウンター。右ジャブもよく当たっていたようで、チャンプの顔は見る見るは入れていく。佐藤修氏も言っていたが、途中で鼻が折れたのではないかと思う。

「3RKO宣言」や「挑戦者らくし戦う」等の言葉も今考えれば作戦の一つだったのではないかと思われる。
当然乱戦は避けたかったはずだし、おそらくまさに理想の展開を貫き通したのではないでしょうか。

昨日の展開は「王者亀田」に「挑戦者内藤」の図式であった。果敢に攻める内藤を亀田が冷静に捌いたという感じ。

昨日の試合や3年前のランダエダとの再戦を思い出すと、亀田興殻は「強いボクサー」というよりも「負けないクレバーなボクサー」という印象が強い。弟とは違い精神的にもかなり成熟しているのではないかと思われる。

まだまだ風当たりは強いと思うが、勝ち続ければ評価は変わります。
あとはマスコミ次第ですかね。。。

引退の可能性が高い内藤選手であるが、しばらくはゆっくり休んでもらいたい。彼の投じた一石は非常に大きなものだったと思う。
「平成のシンデレラボーイ」に感謝です。


2009-12-01 02:21  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 2

ODA

メキシコへ行ったせいかどうかは分かりませんが、亀田選手の左ストレートは確かに「分かっていて避けられないパンチ」になってた気がします。
ポイントが開きすぎている感はありますが、勝敗に異論が出ないところをみると、正しい判定なのでしょう。
内藤選手にはやっぱり今はお疲れ様と言ってあげたいですね。引退するにせよ復帰するにせよ。
後は亀田選手には前回の轍を踏まずきちんと防衛戦をやってもらいたいです。
by ODA (2009-12-01 18:34) 

まぁ坊

試合後も、判定をめぐってつまらない論争が多々見受けられるのは残念なことです。

遺恨、因縁、云々より日本人のプロとプロが世界タイトルを争った。その結果、挑戦者が勝った。それでいいと思うのですが。

判定自体は、間違っていないわけだから、批判するのでは無くて賞賛して欲しいですね。

派手な打ち合いではなかったから、地味な印象がありますが、

内藤選手の王者ながらの敢闘精神。
亀田サイドが見せた試合の内外で見せた戦略/戦術。
そして亀田選手の技術等目を見張ることはたくさんあったのですがね。

なんにしてもボクシング界がいい方向に向かうことを願うのみです。
by まぁ坊 (2009-12-04 01:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 
内藤 vs 亀田予想最終戦 ブログトップ


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。